ロシア・東欧学会 2018年度第3回理事会 議事録
2019年2月23日(土)14:30~17:00 大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス
出席(敬称略):五十嵐、伊藤、岩崎、宇山、大串、雲、小森、志摩、田畑、月村、角田、中村、野町、袴田、林、藤本、藤原、道上、湯浅、吉井、(武田(事務局メンバーシップ担当)、横川(事務局会計担当))
1. 議事録
田畑代表理事の挨拶ののち、中村副代表理事の司会の下、理事会が開催された。
2. 学会事務
(1) 事務局メンバーシップ担当として武田友加会員、同会計担当として横川和穂会員がそれぞれ担当することが承認された。
(2) 学会事務の事務委託会社への委託状況と委託に伴う今後の変更点について、事務局より報告された。
(3) 学会ニューズレターのメーリングリストによる配信およびメーリングリスト配信のためのメールサーバー利用について事務局より提案され、承認された。
(4) 旧JSSEES最終決算について旧JSSEES伊藤事務局長より報告があり、(上野・羽場会計監事承認済)最終決算が承認された。
(5) 2018年度予算の中間決算報告が藤原前事務局会計担当より報告され、了承された。
(6) 2019年度予算案が事務局より提案され、承認された。
(7) 会員の入退会について副代表理事から報告があり、退会者2名、入会者2名が承認された。
(8) 会費未納者(1年~3年)への会費請求、会誌発送と退会処理について、事務局の方針が報告された。これまで、会費未納1年目からの会員に対して会誌発送が停止され、3年以上会費未納会員の退会処理とすることが、事務局方針であった。しかし、退会処理は行われてこなかったため、3年以上会費未納会員が相当数蓄積することとなった。これらの事情と学会事務の一部を委託することとを踏まえ、現事務局から今後の方針について報告された。今後は、学会事務委託先と協力し、年3回の会費督促に努める。退会処理を正式に行うまでは、会員として処遇する(会誌の発送を行う)方針に変更することが報告され、了承された。3年以上会費未納会員への対応については、2019年度末(2020年2-3月予定)の理事会で審議することとされた。
3. 会誌編集
(1) 新編集委員のメンバーについて、湯浅編集委員長から報告され、下記の委員構成が承認された。
委員長:湯浅剛(広島市立大学)
『ロシア・東欧研究』担当
副委員長:大串敦(慶應義塾大学)
委員:黒岩幸子(岩手県立大学)、宮川絹代(札幌大学)、松本かおり(神戸国際大学)、黛秋津(東京大学)、久保慶一(早稲田大学)、金野雄五(みずほ総合研究所)
欧文誌JSSES担当
副委員長:ヨコタ村上孝之(大阪大学)
委員:野町素己(北海道大学)、堤正典(神奈川大学)、岩本和久(札幌大学)、雲和広(一橋大学)、五十嵐徳子(天理大学)、阪本秀昭(天理大学)、林忠行(京都女子大学)、伊藤順二(京都大学)、藤本和貴夫(大阪経済法科大学)
(2) 会誌編集委員会規程の改正について、副代表理事から提案があり、原案通り承認された。
(3) 会誌『ロシア・東欧研究』47号、JSEES38号の編集状況について湯浅編集委員長から報告があり、了承された。
(4) 会誌印刷会社およびJ-STAGEアップロード委託会社の変更とアップロード時期の変更について事務局から報告があり、北大生協印刷部への変更とジェイピーシー社への変更が了承された。
(5) JSEES誌の電子ジャーナル化について、事務局から提案があり、JSEES誌についてもJ-STAGEへ電子ジャーナル申請をすることが承認された。バックナンバーの取り扱いなどの詳細については、旧JSEES事務局、編集委員会と事務局とで協議しながら進めることになった。
4. 2018年度研究大会の会計報告について、開催校の吉井理事から報告があり、了承された。吉井理事から、会場費がかかることから研究大会開催費については20万円から30万円に支援額を増額する必要との意見が出された。
5. 2019年度研究大会について
(1) 2019年度研究大会開催準備状況について、開催校の大串理事から11月9日(土)10日(日)に慶応大学三田キャンパスで開催することが報告された。
(2) 大会組織委員会規程と大会組織委員会の創設について、代表理事から提案があり、原案通り承認された。
(3) 大会組織委員会規程の新設が承認されたことに伴い、大会組織委員会の編成が大串理事から報告され、下記の編成で大会組織委員会が組織されることが承認された(敬称略)。大会組織委員長:大串敦(慶応大学)、大会組織委員:油本真理(法政大学)、上野俊彦(上智大学)、溝口修平(法政大学)。
(4) 大会報告要旨集の印刷配布を廃止し、大会ウェブサイトからダウンロードする形に変更することについて、事務局から提案され、承認された。大会ウェブサイトからの要旨集や報告論文のダウンロードの詳細については、大会組織委員会と学会HP担当と事務局とで調整することとなった。
(5) 企画委員会規程の改正について、代表理事から提案があり、原案通り承認された。共通論題テーマ案が議論され、「ロシア・東欧とアジアとの関係」(案)が了承され、このテーマ案と新企画委員会規程に基づいて、企画委員長と企画委員を次の諸会員に就任いただくことが承認された(敬称略・各会員承諾済)。企画委員長:湯浅剛(広島市立大学)、企画委員:大串敦(慶応大学)、越野剛(北海道大学)、服部倫卓(ロシアNIS貿易会)、藤本和貴夫(大阪経済法科大学)。
6. 研究奨励賞選考について、湯浅編集委員長から候補論文4本が提示され、了承された。つづいて、研究奨励賞選考委員の選任について審議され、研究奨励賞選考委員会を次の諸会員に就任いただくことが承認された(敬称略・各会員承諾済)。選考委員長:月村太郎(同志社大学)、選考委員:伊藤順二(京都大学)、岩本和久(札幌大学)、雲和広(一橋大学)、志摩園子(昭和女子大学)。
7. JCASA総会について、小森理事JCASA担当から、日本学術会議地域研究委員会へのJCASA意見募集や、2019年度の会費不徴収などについて報告された。
8. 旧JSSEESが加盟していたJCASについて、代表理事から提案があり、ロシア・東欧学会としてJCASに加盟することが承認された。
9. JCREESについて、代表理事・JCREES当会代表から、6月29日―30日に東大で開催される第10回スラブ・ユーラシア研究東アジア大会の参加呼びかけ依頼や、JCREES代表幹事に林忠行当会理事が再任されたことなどが報告された。
10. その他の事項として、代表理事から、今後の理事会開催は、特段の審議事項がない限りは、年2回の開催とすることが提案され、了承された。また、湯浅理事から、会費未納と会誌発送が停止されてきた関係から、特に若手会員の間で自身が会員か退会扱いかが不明瞭になっているので、会員のステータスを明確にする必要があるとの意見が出された。
以上