2024年度ロシア・東欧学会3月理事会
2025年3月21日 11時19分 [ロシア・東欧学会事務局]2024年度ロシア・東欧学会理事会(2025年3月6日開催)議事録
出席者(五十音順、敬称略)
安達、五十嵐、大串、雲、小森、里上、立石、田畑、伏田、中村、道上
欠席者(委任状あり)
油本、宇山、神原、志田、高橋、服部、浜、廣瀬、藤原
欠席者(委任状なし)
青島、松里、湯浅、横井
〇審議事項
1 会員異動について
小森メンバーシップ担当より、前回理事会から今回の理事会までの期間中での新入会員、退会者、休会者の報告があった。また、3年間会費未納者についてはメンバーシップ担当より改めて連絡し、未納分の請求と会員継続の意思確認を行なう。
2 2024年度中間決算と2025年度予算について
里上会計担当より2024年度中間決算と2025年度予算案の報告があり、了承された。
主な意見・質問
・これまで対面で理事会を開催してきた際に支出していた会議補助費だが、近年は理事会をZoomで開催するようになっている。会議補助費を計上する必要性はあるのか?
【執行部からの回答】前執行部時代にコロナ禍以前には80万円規模の会議補助費を計上していた本経費を半額にした。3月理事会のオンライン開催を常態として、本経費を他の予算に当てるという考え方もある。
・繰越金が多すぎるので、有効活用をすることを考えてほしい。若手への支援として例えば海外学会での報告に際しての旅費支援、若手会員の会費引き下げなどが考えられる。
【執行部からの回答】繰越金の有効活用については議論を継続したい。ただし、昨今は郵送費の値上げなどによる出費の増加もあり、またすぐにではないが会員の減少なども予想されるため、慎重に検討したい。
3 2024年度研究大会の収支報告
里上会計担当より2024年度研究大会の収支報告があり、了承された。
4 2025年度研究大会について
(1)共通論題テーマと企画委員会
【共通論題テーマ】ウクライナ戦争勃発から3年でロシアの政治・経済・社会等がどのように変化したのか、多角的に検討するようなテーマが良いのではないかといった提案があった。これに対し、東欧や中央アジアなどロシア以外の地域を専門としていない会員にも議論に参加できるような工夫が必要だといった意見もあった。議論の結果、(タイトルの表現等は企画委員会に検討してもらうとして)ロシア・ウクライナ戦争によるロシアとその周辺地域の変化を考察する内容の共通論題テーマを設定することに決定した。
【企画委員会】雲理事に企画委員長を引き受けていただいた。他の委員については後日、委員長より提案いただくこととなった。その後、組織委員会から立石洋子理事が企画委員会に入ることが承認された。
(2)準備状況について
大会組織委員長には富樫耕介氏が、委員には立石洋子氏、月村太郎氏、鳥飼将雅氏、伏田寛範氏が就任することが承認された。
5 研究奨励賞について
【対象論文について】3月6日時点で3本の論文が対象となっていることが報告された。なお、理事会終了後、MLを通じて推薦募集のリマインドを送付することを決定した。
【2025年度の選考委員会について】五十嵐理事が委員長を引き受けられた。他の委員については、専門、エリア等に偏りがでないよう、委員長を中心に候補者を検討することになった。
〇報告事項
1 会誌作成状況について
和文誌第53号は、特集論文5本、投稿論文3本、書評1本が入稿済みで、現在校正作業中との報告があった。欧文誌については休刊となるとの報告があった。
2 JCREES
2月に幹事会が開催された。
【世界大会について】2025年にロンドン大会、2030年に上海大会が開催される予定である。
【スラブ・ユーラシア研究東アジア大会について】2026年に九州大学にて開催予定である。
3 JCASA
4月上旬発行のN Lに当会の2024年度の活動報告が掲載される予定である。