2024年度ロシア・東欧学会総会議事録
2024年11月29日 07時19分 [ロシア・東欧学会事務局]2024年度ロシア・東欧学会 総会議事録
2024年11月9日(土)17:00~17:50 於早稲田大学
司会:宇山智彦副代表理事
1. 五十嵐徳子代表理事より、開会の挨拶があった。
2. 2023年度退会以降の入会者(16名)、退会者数(6名)、2024年10月31日現在の会員数(個人422名、法人3団体、名誉会員1名)について事務局より報告があった。
3. 予算・決算の承認
2023年度決算について志田会計担当より報告があり、会計監査の結果について志摩・溝端会計監事からの報告を志田会計担当が代読したのち、決算が承認された。
2024年度予算について志田会計担当より報告があった。宇山副代表理事から、執行が確定していない項目についての経費の計上があり、今後理事会で検討の上執行していく旨の補足がなされた上で、承認された。
4. 和文誌投稿規程・執筆要領改正について浜和文誌編集委員長より説明があり、承認された。合わせて、投稿規程・執筆要領を熟読した上での投稿についての依頼があった。
5. 浜和文誌編集委員長、雲欧文誌編集委員長より、会誌作成の進捗状況について報告があった。
6. 研究奨励賞の選考結果について、藤原選考委員長より、今年度は該当者なしであった旨の報告があった。
7. 2025年度研究大会について、五十嵐代表理事より、同志社大学で11月上旬に開催される予定である旨説明があり、承認された。日程については決定次第、HPやMLで周知する。
8. 安達祐子選挙管理委員長より、選挙の実施についての報告があった。
9. 五十嵐代表理事から、新理事について理事選挙の当選者と追加を合わせた次の23名 について報告があった。
青島陽子(北海道大学)、安達祐子(上智大学)、油本真理(法政大学)、五十嵐徳子(天理大学)、宇山智彦(北海道大学)、大串敦(慶応義塾大学)、神原ゆうこ(北九州市立大学)、雲和広(一橋大学)、小森宏美(早稲田大学)、志田仁完(西南学院大学)、高橋沙奈美(九州大学)、立石洋子(同志社大学)、田畑伸一郎(北海道大学)、中村唯史(京都大学)、服部倫卓(北海道大学)、浜由樹子(静岡県立大学)、廣瀬陽子(慶応義塾大学)、伏田寛範(神戸市外国語大学)、藤原克美(大阪大学)、松里公孝(東京大学)、道上真有(新潟大学)、湯浅剛(上智大学)、横井幸子(大阪大学)
続いて、新代表理事として10月20日の会合(新理事会)にて小森宏美理事が候補となった旨報告され、承認された。その後、小森新代表理事より、大串敦新副代表理事、伏田寛範新事務局長の選任ついて報告があり、新執行部が挨拶を行なった。
10. 会計監事について、理事会から堀江典生氏、横川和穂氏が提案され、承認された。
11. その他役員の選任について
小森宏美新代表理事より、事務局担当(会計)として里上三保子氏、JCREES学会代表として大串敦新副代表理事、JCASA・JCAS担当として小森代表理事の選任が紹介された。続いて、和文誌編集委員会について、浜和文誌委員長から、黒岩幸子委員、松本かおり委員、黛秋津委員、宮川絹代委員、油本真理委員、日臺健雄委員、中根一貴委員、欧文誌編集委員会について、雲和広委員長から、五十嵐徳子委員、立石洋子委員、道上真有委員の就任が紹介された。
12. 五十嵐JCREES学会代表から、幹事会や活動についての報告があった。
13. 今年度の共通論題(1)のプログラムに関して企画委員会と執行部に対する批判があり、また報告者選定の際に報告者の所属先を考慮すべきとの意見とそれに対する反論があったことを受け、総会でも次の発言があった。まず、雲理事から、学会としてのあり方やひいては会員の研究活動にも影響しかねないため、企画委員会作成のプログラムについて理事会での確認やあるいは承認などが必要なのではないかという提起がなされた。これに対し、上野氏からは、かつては理事会で慎重に審議した上で決定していた旨の紹介があった。宇山理事からは、所属機関の性格を一方的に判断すべきではなく、また理事会が企画を細かくコントロールする方式に弊害があったため現行の方式にした以上、元に戻すのは現実的ではないが、企画や情報共有の手順について新執行部とともに理事会で引き続き検討する必要がある旨の発言があった。さらに、中村理事からは、大会の企画について理事会が最終的な責任を持つのは当然だが、若手中堅の創意を反映するためには、それはあくまでも形式的なオーソライズに留めることが望ましいとの発言があった。