会議

2020年度ロシア・東欧学会総会(オンライン)議事録

2020年10月17日 20時27分 [ロシア・東欧学会事務局]

20201017日(土)16:4017:20 北海道大学/ Zoomミーティングによる開催

司会:中村副代表理事 

 

1.2019年度決算が事務局横川会計担当より報告され、上野・羽場両会計監事による監査結果報告を経て、決算が了承された。つづいて2020年度予算案が横川会計担当より提案され、原案通り承認された。

2.役員選出に関する学会会則および役員選出規程の改正案が、田畑代表理事より提案され、原案通り承認された。改正会則および改正役員選出規程は、20201017日に即日施行された。

3.研究大会参加者に関する内規ならびに事務局内規が理事会で承認され、制定されたことが中村副代表理事から説明され、了承された。

4.研究奨励賞の選考結果が松里選考委員長から報告され、今年度の研究奨励賞は、宇野真佑子氏の「ユーゴスラヴィア解体前夜のクロアチアにおける第二次世界大戦の想起――1990年の週刊誌 Danas の分析」(『ロシア・東欧研究』第48 号掲載)に授与することが発表された。続いてオンラインで授賞式が執り行われ、田畑代表理事から宇野真佑子氏に賞状、副賞が授与された。

5.2021年度研究大会が、大阪大学で202110月頃に開催予定、藤原克美会員が大会組織委員長に就任することが理事会で承認されたことが中村副代表理事より報告された。

6.201911月の研究大会終了後から20201017日までに理事会で承認された12名の新入会員、休会者1名、退会者9名の個人会員と1名の法人会員、会費長期未納等による除籍者14名が武田メンバーシップ担当より報告された。また、会員名簿刊行状況と会員MLが完成したことが報告された。つづいて、退会者の中で、今年度に事務局で把握できた逝去による退会者5名(神沢有三、木村明生、木村汎、五井一雄、野尻武敏(敬称略))に対して、オンライン上で黙とうをささげた。

7.会誌編集委員会から学会誌の編集状況が報告された。ロシア・東欧研究の編集状況について大串ロシア・東欧研究副編集委員長からの報告を道上事務局長が代読し、JSEESの編集状況と投稿追加募集についてヨコタ村上JSEES担当副編集委員長から報告があった。

8.  故・中村泰三氏寄付金について、田畑代表理事からこれまでの経緯説明と、若手研究者育成のため、2021年夏に札幌で学部生34年生、大学院修士院生、博士院生を対象にした2日間程度のサマースクールを開催する企画に寄付金を活用すること、次回開催の理事会で企画詳細について決定することが報告された。

9.日本学術会議地域研究委員会から当学会に対して要請のあった「日本学術会議推薦者の任命拒否についての声明」を20201015日にロシア東欧学会理事会として発出し、学会HPで掲載したこと、この声明の発出については理事40名のうち31名が賛成、反対が2名、保留が3名、棄権が2名、未回答が2名であったことが田畑代表理事から報告された。

10. 日本学術会議推薦者の任命拒否問題についてJCASAからも緊急声明発出することに対して、当会も賛同し、20201015日付でJCASAによる緊急声明発出にロシア・東欧学会代表理事田畑伸一郎名義で参加したことが小森理事から報告された。

11.  ICCEES世界大会が2021年に延期されたことをうけ、開催予定であった東アジア大会が2021年には開催されないことが、田畑代表理事から報告された。

12. 一身上の都合により角田安正会員の理事ならびに学会HP担当の辞任が理事会で承認されたことが報告された。

 以上

2020年度研究大会理事会(オンライン)議事録

2020年10月17日 20時23分 [ロシア・東欧学会事務局]

20201017日(土)12:4013:50 北海道大学/Zoomミーティングによる開催

司会:中村副代表理事

出席(敬称略):五十嵐、池田、伊藤、宇山、久保、小森、志摩、下斗米、田畑、月村、富山、中村、野町、浜、林、兵頭、廣瀬、藤本、藤原、松里、道上、ヨコタ村上、武田メンバーシップ担当、横川会計担当

欠席(敬称略):油本*、岩﨑*、上垣*、大串、鴻野*、雲、角田、沼野*、乗松*袴田、服部*、堀江*、黛*、溝端、湯浅、吉井*、吉岡*

*委任状提出済

  

0.2019年度決算が事務局横川会計担当より報告され、会計監事の監査報告とともに了承された。2020年度予算については20202月の理事会で承認済み。

1.役員選出に関する会則および役員選出規程の改正について、田畑代表理事から提案され、原案通り承認され、会員総会で審議決定することが了承された。

2.研究大会参加者に関する内規について、中村副代表理事から提案され、原案通り承認された。この内規は、即日施行することが了承された。

3.研究奨励賞の選考結果が松里選考委員長から発表され、今年度の研究奨励賞は、宇野真佑子氏の「ユーゴスラヴィア解体前夜のクロアチアにおける第二次世界大戦の想起――1990年の週刊誌Danas の分析」(『ロシア・東欧研究』第48 号掲載)に授与すること、午後の総会で授賞式を執り行うことが了承された。

4.研究奨励賞の対象、選考のあり方について理事からの問題提起があったことを踏まえ、協議した。審議では、編集委員会からの候補論文の推薦を廃止し、学会誌掲載の若手会員論文は自動的に対象とするほか、自薦、他薦を認め、学会誌以外の学術雑誌掲載論文も選考対象とすることなどが改正案として議論された。次回開催の理事会までに規程改正案を審議・採択することが了承された。著作について奨励賞の対象とするかについては、実施するとしても再来年度以降とし、継続審議とすることが了承された。

5.2021年度研究大会を大阪大学で開催すること、大会組織委員長には藤原克美会員に就任していただくことが了承された。   

6.入会希望者3名、退会希望者2名(うち1名の逝去退会を含む)が武田メンバーシップ担当から報告され、承認された。

7.会誌編集について、ロシア・東欧研究の投稿応募状況は事務局の代読で、JSEESについての投稿応募状況はヨコタ村上副編集委員長より報告された。

8.故・中村泰三氏寄付金について、田畑代表理事からこれまでの経緯説明と、若手研究者育成のため、2021年夏に札幌で学部生34年生、大学院修士院生、博士院生を対象にした2日間程度のサマースクールを開催する企画に寄付金を活用することが提案され、了承された。次回開催の理事会で企画詳細について決定することが承認された。

9.日本学術会議地域研究委員会から当学会に対して要請のあった日本学術会議推薦者の任命拒否についての声明」を20201015日にロシア東欧学会理事会として発出し、学会HPで掲載したことが田畑代表理事から報告された。この声明の発出について理事40名のうち31名が賛成、反対が2名、保留が3名、棄権が2名、未回答が2名であったことも重ねて報告された。

10.日本学術会議推薦者の任命拒否問題についてJCASAからも緊急声明発出することに対して、当会も賛同し、20201015日付でJCASAによる緊急声明発出にロシア・東欧学会代表理事田畑伸一郎名義で参加したことが小森理事から報告された。

11. ICCEES世界大会が2021年に延期されたことをうけ、開催予定であった東アジア大会が2021年には開催されないことが、田畑代表理事から報告された。

12. 理事会の定足数や議決に関する内規を制定する必要性が小森理事から提案され、次回理事会で内規制定に向けて議論することが了承された。

13.角田理事・学会HP担当が、一身上の都合により理事を辞任することが承認された。

14. 総会議題案が原案通り了承された。

 

以上

理事会緊急メール審議議事録

2020年10月11日 20時18分 [ロシア・東欧学会事務局]


田畑伸一郎代表理事、中村唯史副代表理事発議により、20201011日-14日にかけて下記審議事項2点について理事会緊急メール審議をおこなった。 

※審議事項2

1.  日本学術会議地域研究委員会から当学会に対する要請について:「日本学術会議推薦者の任命拒否についての声明」
【 審議結果】

日本学術会議地域研究委員会からの要請を受けて、ロシア・東欧学会理事会として日本学術会議推薦者の任命拒否について声明文を作成し、学会HPで発出することが承認された。声明文は20201015日付で学会HPに掲載した。この声明文の発出については理事40名のうち31名が賛成、反対が2名、保留が3名、棄権が2名、未回答が2名であった。

2.  JCASAによる緊急声明発出に対する当会の諾否について
【審議結果】

日本学術会議地域研究委員会からの要請を受けて、JCASAからも日本学術会議推薦者の任命拒否について声明文を発出すること、ならびにJCASA声明に加盟学会として参加することについて審議した。審議の結果、JCASAによる声明文の発出に賛同し、ロシア・東欧学会代表理事田畑伸一郎名義で参加することが承認された。JCASAによる緊急声明は、20201015日付で発出された。

http://www.jcas.jp/asjcasa/jcasa-activity.html

以上

2019年度第2回理事会議事録

2020年3月23日 17時49分 [ロシア・東欧学会事務局]

ロシア・東欧学会 2019年度第2回理事会

2020211日(火)1430~ 北海道大学東京オフィス大会議室

司会:中村唯史副代表理事    

出席(敬称略):五十嵐、伊藤、岩崎、宇山、大串、雲、下斗米、田畑、月村、富山、中村、野町、袴田、浜、藤本、藤原、堀江、松里、道上、村上、吉井、(武田、横川)

 

1.     代表理事挨拶(田畑伸一郎代表理事)     

2.     学会事務
(1)  入会者2名、退会者9名及び1法人、休会者1名を承認した。

(2)  3年以上会費未納者47(1法人を含む。退会届未提出)について、20203月末までに会費納入がない場合、会則に則り3月末付で除籍とするかどうか審議された。該当者の中には住所やメール等の連絡不明者や連絡先からの返信がない会員が多く含まれることが武田メンバーシップ担当から報告された。47名のうち理事会内でも執行部でも連絡先が分からず、音信不通が続いている未納会員(逝去者1名を含む)6名については3月末付で除籍とすることが了承された。その他の41名については、代表理事、副代表理事ならびに関係の深い理事とで何らかの連絡先が分かり、コンタクトが取れる可能性があるため、①退会か継続かの意思確認、②退会、継続にかかわらず未納会費の納入のお願い、③所属先や住所等の変更に伴い会員種別が変更している場合は未納会費額の再計算を行うこと、④未納会費の分割払いを可とすること、⑤会費未納中に一時停止されていた学会誌については、会費完納後に事務局から送付すること、⑥会員継続の場合は正しい連絡先の登録のお願い、等について記した統一案内文書を作成し、代表理事、副代表理事を中心に該当する各会員に問い合わせを行い、その結果次第で退会・除籍・会員継続の処理を行うことが承認された。なお、正式な退会届は未提出であるがメールで退会を希望している会員1名と退会届提出後も会費未納が続いている会員1名については、退会を承認し、承認後も執行部から両会員に未納会費の完納を要請すること、その後の取り扱いについては執行部に一任することが了承された。

(3)  学会ニューズレターの郵送は次回のみとし、次々回からはMLの配信を希望しない会員のみに送料着払でニューズレターを送付すること、今後ニューズレターはメーリングリスト配信とすることが了承された。なお、メーリングリストには、配信希望者と希望有無に回答していない会員も含めて登録し、学会ニューズレターをメール配信とすることが承認された。

(4)  退会届を学会HP上から入力する形に手続きを統一することが武田メンバーシップ担当から報告され、了承された。2020131日現在の会員数内訳がメンバーシップ担当から報告された。総会員数402名、個人会員(一般)257名(63.9%)、院生49名(12.2%)、退職44名(11.0%)、非専任40名(10.0%)、名誉会員4名(1.0%)、他学会同時加入院生3名(0.8%)、法人会員5名(1.2%)。

(5)2019年度中間決算が報告され了承された。

(6)2020年度予算案が承認された。
(中間決算・予算案詳細は学会ニューズレターを参照)。

 3.     会誌編集状況について、『ロシア・東欧研究』副編集委員長大串理事、『JSEES』副編集委員長ヨコタ村上理事から、両誌とも予定通りに作業が進んでおり、3月末ごろに印刷作業に移る予定であることが報告された。 

4.     2019年度研究大会(慶応大学)の会計収支結果が、開催校の大串理事から報告され了承された。 

5.     2020年度研究大会の開催について

(1)    20201017日(土)、18日(日)北海道大学で開催される研究大会を、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターとの共催とすることが了承された。

(2)    2020年度研究大会の大会組織委員会が以下のメンバーで編成されることが了承された(敬称略)。大会組織委員長:田畑伸一郎(北海道大学)、大会組織委員:安達大輔、宇山智彦、加藤美保子、野町素己(以上、北海道大学)、岩本和久(札幌大学)  

(3)    2020年度研究大会の共通論題テーマについて、(仮)「ロシア、中央アジア、東欧と日本の交流関係:歴史と現在」とする案が採択され、企画委員に宇山智彦、大平陽一、田畑伸一郎、浜由樹子が選任された(敬称略)。企画委員長の互選、さらなる企画委員の追加などは企画委員会に一任することが了承された。

(4)  研究大会への非会員の聴講参加の可否、および招待報告者、招待討論者への旅費支給を明記した規程の改正が事務局から提案された。審議の結果、大会組織委員会が許可し、1000円の参加料を納めたうえで非会員の聴講参加を認める、非会員の質問権も認めるが、報告要旨・論文のパスワードについては非会員には通知しない、などの対応をすることが承認された。招待報告者、招待討論者への旅費支給等も含めた規程改正については、規程内容を精緻化したうえで、研究大会参加者についての内規を別途制定し、次回の理事会で審議することが了承された。

 6.     研究奨励賞選考委員の選任について、今回、両学会誌で査読結果がまだ出そろわず、候補論文が確定していないため、後日理事会メール審議で選任することが了承された。 

7.     理事選出規程検討について、WGから検討結果についての報告ならびに提案があった。つづいてWGからの提案をもとに理事会で審議した結果、次の4点が了承された。理事の数は20名以内とし、分野、地域、年齢、性別等のバランスを考慮して最大5名まで理事会で追加できることとする。郵便投票では10名連記で行う。選挙管理委員会は東日本および西日本が交代であたるという文言を削除する。その他の検討事項については(理事の辞退と理事の補充、各委員長ならびに事務局長の理事以外からの就任の可否など)、5-6月頃に理事会への提案を目途に執行部で検討し、10月の理事会で最終的な審議をして、総会に諮る。 

8.     JCREES幹事会で議論されたJCREES加盟学会に同時加入する院生の会費割引について、各加盟学会の意見等が田畑代表理事から報告された。ロシア文学会:全加盟学会を対象に割引、比較経済体制学会:割引を認めるのは難しい、ロシア史研究会:持ち帰り学会内で検討、日本スラヴ学研究会(会員数100名未満のため対象外):持ち帰り学会内で検討。本件については引き続きJCREESで継続協議されることとなった。

以上

2019年度ロシア・東欧学会総会議事録

2019年11月18日 09時22分 [システム管理者]

2019年度ロシア・東欧学会 総会 議事録

2019119日(土)16301715

慶応大学1校舎121教室

司会:中村副代表理事

 

 

1.      2018年度決算が事務局より報告され、羽場会計監事から会計監査報告が報告され承認された。続いて2019年度予算案が事務局より報告され、総会で審議の結果、予算案が承認された。

2.      湯浅編集委員長より、『ロシア・東欧研究』47号、2018年版、『Japanese Slavic and East European Studies (JSEES)Vol.392019年が発行されたこと、次号の刊行に向けて原稿を募集中であることが報告された。

3.      月村研究奨励賞選考委員長より、2019年度の研究奨励賞の選考結果が報告され、富樫耕介氏の「マイノリティの掲げる『国家』が変化するとき:カドィロフ体制下におけるチェチェンの現状と課題」(『ロシア・東欧研究』第47号所収)を、ロシア・東欧学会研究奨励賞に推薦すると決定したことが審査結果とともに報告され、了承された。続いて研究奨励賞表彰式が執り行われ、田畑代表理事から富樫耕介会員に賞状と副賞を贈呈し、富樫会員から受賞スピーチがあった。

4.      2020年度研究大会開催校について、田畑代表理事から来年度は西日本で大会を開催する年にあたるが、諸般の事情で西日本での開催校が見つからなかったため、東日本の北海道大学で開催する提案がなされ、20201017日(土)、18()に開催することが承認された。

5.      学会事務委託に伴い、委託会社の学会専用サイトへの会員ログイン状況が低く会員情報の更新が遅れているため、会員名簿発行を2020年度に延期することが事務局から報告され、了承された。また、メーリングリストが作成され、配信が開始されたものの、メーリングリスト希望有無についても未回答の会員が依然として多数いるため、一時的措置として未回答の会員には次号のニューズレターを郵送し、次々号のニューズレターから原則郵送を廃止し、メーリングリスト配信のみに切り替わることが報告され、了承された。事務局から総会出席者に、学会専用サイトへの会員ログインによる情報更新、メーリングリスト希望回答を改めてお願いするとともに、全会員に周知することが報告された。また、2019723日付でご連絡のあった勝田吉太郎会員のご逝去について、黙とうをささげた。

6.      日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)幹事会報告として、田畑代表理事から20208月開催のICCEESモントリオール大会参加者助成について説明があった。

7.      事務局から、会費規程の第1項に会員種別と会費種類を明記する会費規程の改正が提案され、総会で審議の結果、改正案が承認された。改正会費規程は以下のようになる。

(旧)会費規程

(新)会費規程

1.年会費は、個人会員10,000円、法人会員20,000円とする。ただし、常勤職(任期制を含む)を持たない個人会員は5,000円とする。

2.会員は、年会費とは別に寄付をおさめることができる。

3.本規程の改正は総会の議決による。

2006618日および2013105日改正)

1.年会費は、個人会員10,000円、法人会員20,000円とする。ただし、研究職であるか否かを問わず常勤職(任期制を含む)を持たない個人会員は5,000円、JCREES加盟学会のうち相互に会費減額を取り決めている学会に加入する院生は4,000円とする。

2.会員は、年会費とは別に寄付をおさめることができる。

3.本規程の改正は総会の議決による。

2006618日改正、2013105日改正、2019119日改正

 

 

8役員選出規程の改正を求める意見が会員からいくつか上がっていることを踏まえ、田畑代表理事から役員選出規程にある選出人数、選出方法などの是非を検討するワーキング・グループを作ることが提案され、了承された。