シンポジウムのお知らせ
2014年5月21日 11時22分 [ロシア・東欧学会事務局]第26回ユーラシア研究所春の総合シンポジウム 「ロシアのCOOL JAPAN」
【主催】ユーラシア研究所
【場所】聖心女子大学宮代ホールhttp://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/
【日時】2014 年 05 月 31 日 13 時 00 分~18 時 00 分まで
【参加費】一般1000円、学生500円、ユーラシア研究所会員無料
【お申し込み・お問い合わせ先】
1お名前(フリガナ)、2.電話番号、3.住所、4.E-mailアドレス、5.シンポジウムで聞きたい内容を記入し、E-mail にて下記までお申し込みください。※同伴者がいる場合、同伴者の氏名も明記してください。
ユーラシア研究所事務局 Eメールアドレス:yuken[at]t3.rim.or.jp
http://www.yuken-jp.com/seminars/index.html
【概要】日本とロシアの文化交流は、新しい段階を迎えている。鉄のカーテンがなくなり、インターネットで情報が行き交う世界のなかで、国境を越える情報の質も量も変わり、互いの関心のありようも大きな変化を見せている。ロシア国民の日本文化に対する関心も、伝統文化へのオリエンタリズム的興味から、ハイカルチャーから大衆文化まで幅広いものへと変化してきている。
このような文化交流の変容は、日ロ関係の将来を考える上でも今後、ますます重要になっていくだろう。そこで、本シンポジウムでは、ロシアの国民が関心を持つ日本文化の現在を、いくつかの現象面から紹介するとともに、その深層に切り込み、ロシアおよびユーラシア諸国への日本文化発信の今後について考えてみたい。
言うまでもなく、ウクライナ問題や領土問題など、日ロ間には様々な課題がある。しかし、国というものが引っ越しできない存在であることに思いを致せば、日本とロシアは最も近い隣国であり、好むと好まざるとにかわらず、相互理解は共存のための必要不可欠な条件である。
そこで、2014年度のユーラシア研究所総合シンポジウムでは、日ロ関係が難しい局面にある時期であることを承知の上で、あえて「ロシアのCOOL JAPAN」というテーマを掲げ、専門家とともに考えることとした。
【プログラム】
司会兼講師
井上徹(ロシア映画研究者、ユーラシア研究所運営委員長)
13:00 開場
13:30~13:40 小森田秋夫(ユーラシア研究所長挨拶)
13:40~14:20 沼野充義氏(東京大学教授)「ロシアにおける日本文学の受容」
14:20~15:00 井上徹氏(ロシア映画研究者、ユーラシア研究所運営委員長)
「ロシアにおける日本映画の受容」
15:00~15:20 休憩
15:20~16:00 西田裕希氏(会社員、『美しすぎるロシア人コスプレーヤー』著者)
「ロシアの漫画・アニメ事情」
16:00~16:40 菅原信夫(スガハラアソシエーツ代表取締役兼ロシア法人
「Business Eurasia」代表取締役)
「ロシアにおける日本食の受容」
16:40~17:00 休憩
17:00~17:55 一般質疑とパネルディスカッション
17:55~18:00 閉会挨拶(蓮見雄ユーラシア研究所事務局長)
その他 ロシア企業の化粧品サンプル展示