シンポジウムのお知らせ
2014年5月23日 09時38分 [ロシア・東欧学会事務局]2014年度日本スラヴ学研究会シンポジウム・講演会のご案内
2014 年 6 月 14 日(土)13:30~17:00
専修大学・神田キャンパス 1 号館 204 教室
公開シンポジウム 「いま読みたい中東欧の現代文学」
中東欧現代文学の、いまいちばんおもしろい読みどころを、専門家が一堂に会してわかりやすくレクチャーします。聞けば絶対、読みたくなる!
【報告者】
1)原田義也(ウクライナ)「現代のマドンナは何を祈るか――詩人リーナ・コステンコの世界観」
2)小林久子(アルバニア)「イスマイル・カダレ~『死者の軍隊の将軍』と
『夢宮殿』における土着性と寓意」
3)栃井裕美(セルビア)「セルビアのユダヤ系作家ダヴィド・アルバハリ」
4)櫻井映子(リトアニア)「バリース・スルオガ『神々の森』――強制収容所を舞台にした悲喜劇」
5)久山宏一(ポーランド)「スタニスワフ・レム――「マスク」から「仮面(マスク)」へ」
6)木村英明(スロヴァキア)「スロヴァキア語で表す<いま・世界>」
7)阿部賢一(チェコ)「都市、記憶、移動――21世紀のチェコ文学から」
コメンテータ:沼野充義、司会:小椋彩
17:15~18:45 公開講演 ロムアルド・フシチャ氏講演
【題目】:「スラヴ語世界における日本語辞書編纂学の新展開:ポーランド語や西スラヴ諸語をめぐって」
【講演者紹介】:ロムアルド・フシチャ氏(ワルシャワ大学/ヤギェロン大学)
はポーランドを代表する言語学者。日本語やその他の東アジア諸語、スラヴ諸語研究を専門とし、それらの領域から数多くの業績をあげており、特に統語論研究や敬語論でよく知られる。代表作は「敬語論:文法・語用論・類型論」(1996年、2006年)で、東アジア諸語研究、スラヴ語研究の双方にとって重要な著作としてよく参照されている。2012 年には日本政府より旭日章を授与される。
司会:野町素己(北海道大学スラブ研究センター准教授)
* 使用言語は日本語。シンポジウム・講演は一般参加自由、予約不要、無料です。みなさまお誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。
案内・ポスター:http://www.jsssll.org/
当日、会場にて出版社による関連書籍の販売も行う予定です。
【アクセス】:
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/access.html#kanda
神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分
九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
* 地下鉄・神保町駅から来る場合は、「A2」出口を出て右方向すぐの「専大
前」交差点(「専大通り」と「靖国通り」の交差点)を右折して左側すぐ。
問い合せ先:石川達夫(専修大学)
E メール:ishikawa.kamizono@gmail.com