ICCEES幕張大会(当日参加可能)
2015年7月31日 08時57分 [ロシア・東欧学会事務局] 「第9回国際中欧・東欧研究協議会世界大会」の開催について(ご案内)
会 期:平成27年8月3日(月)~8月8日(土)[6日間]
場 所:幕張メッセ、神田外語大学(千葉県千葉市)
日本学術会議と日本ロシア・東欧研究連絡協議会が共同主催する「第9回国際中欧・東欧研究協議会世界大会」が、8月3日(月)より8月8日(金)まで、<幕張―様々な西と様々な東の出会うところ>というスローガンを掲げて、幕張メッセ及び神田外語大学(千葉市幕張地区)で開催されます。
国際中欧・東欧研究協議会(The International Council for Central and East European Studies、略称ICCEES[イクシーズ])は旧ソ連・東欧圏の研究に携わる各国の学会を糾合した、総合的地域研究の国際組織で、その視野はロシアを中心としながらも、中欧・東欧諸国、ウクライナ、中央アジア、中国にまで、つまり中央ユーラシアのほぼ全域に及び、これらの地域と日本の関係も焦点の一つになります。ICCEESは5年に一回、世界大会を開催してきましたが、この大会が欧米の外で行われるのは史上初めての画期的なことです。
今回の幕張大会には、旧ソ連諸国、欧米、アジアなど60以上の国々から約1600名の研究者の参加が見込まれており、総計350以上の「パネル」および「ラウンドテーブル」で、政治、経済、国際関係、歴史、社会、文学、芸術、言語、宗教など、あらゆる専門分野にわたって最新の研究成果が発表され、討議される予定です。さらに今回の大会では組織委員会による特別イベントとして、ロシア、韓国、日本の元首相・元外務大臣が中国台頭を論ずるオープニング企画の他、「東西関係の中の北極海と極東」、「ロシア革命研究の最前線」、「現地から見るウクライナ動乱」、「東アジアにおけるロシア文学研究・翻訳」といった主題をめぐる特別シンポジウムも開催されます。
また、一般公開の国際シンポジウムとして、8月7日(金)に世界的に著名な作家を招へいして「スラヴ文学は国境を越えて―ロシア・ウクライナ・ヨーロッパと日本―」が開催されることとなっております。この大会は国際的なスラヴ・ユーラシア研究の発展に大きく寄与するとともに、この分野での日本の人文・社会科学の高い水準を世界にアピールできる貴重な機会になることが期待されます。関係者の皆様に周知いただくとともに、是非、御参加いただけますようお願いいたします。
国際中欧・東欧研究協議会第9回世界大会記念特別企画 国際シンポジウム
「スラヴ文学は国境を越えて―ロシア・ウクライナ・ヨーロッパと日本―」
日 時:平成27年8月7日(金) 18:30~20:00
会 場:神田外語大学4号館101番教室
参加費:無料
※内容の詳細や登録方法などについては、以下のホームページをご参照ください。
○国際会議公式ホームページ
(http://krs.bz/scj/c?c=263&m=22305&v=e7df911f)
○国際シンポジウム
(http://krs.bz/scj/c?c=264&m=22305&v=298f6db7)