会議

2022年度ロシア・東欧学会総会議事録

2022年11月14日 06時56分 [ロシア・東欧学会事務局]
総会

2022年度ロシア・東欧学会総会議事録

2022年11月5日(土)16:10~17:05 新潟大学/ Zoom

司会:宇山智彦副代表理事

1.五十嵐徳子代表理事の挨拶があった。

2.2021年10月研究大会以降に理事会で承認された13名の入会者、5名の退会者について事務局より報告があった。

⒊ JSEES誌の今後について、雲和広編集委員長より、①紙媒体の廃止(電子版のみとする)、②名称変更について、編集委員会提案に関する説明があった。これに対し、宇山副代表理事より、編集委員の作業負担軽減や、国外からの投稿を積極的に受け入れる方向性についての検討は必要であるが、紙媒体廃止のデメリットも考慮の上慎重な検討が必要であり、また会誌のアイデンティティにかかわる名称問題については特に広く会員の意見を伺いたいなどの執行部の見解を説明した。会員からは主に次の意見があった。①について:会費を納めている会員の権利という点についても検討が必要。②について: 「Japanese」を誌名に入れていることには、日本の研究の発信という意味がそもそもある。また、名称には継続性が必要。略称を現在のものと同じにするという方法もある。これらを受け、宇山副代表理事より、特に会員の権利などが重要であることは認識している、アンケートをとるなどして、検討を進めたい旨発言があった。

4.2021年度決算について資料に基づき志田仁完会計担当から報告があり、溝端佐登史・志摩園子会計監事による2021年度決算の会計監査報告を宇山副代表理事が代読した。2021年度決算と監査報告ともに、報告通り総会で了承された。つづいて、志田会計担当より2022年度予算案について説明があり、原案通り承認された。

5.2023年度研究大会が、京都大学で開催予定であることが五十嵐代表理事より発表され、開催校の中村唯史理事より11月4、5日を予定している旨等の補足説明があり、了承された。

6.研究奨励賞の選考結果について、安達祐子選考委員長より審査結果が報告され、堀田主会員の「ストックホルム軍縮会議の再生:現地査察問題をめぐるソ連外交、1985-1986年」(『ロシア・東欧研究』第50号所収)に2022年度のロシア・東欧学会研究奨励賞を授与することが発表された。つづいて授賞式が執り行われ、五十嵐代表理事より賞状、副賞が堀田会員に授与され、堀田会員より受賞スピーチがあった。

⒎ 浜由樹子『ロシア・東欧研究』編集委員長より、同誌第50号の背表紙の印刷ミスについて詫びの言葉 があり、また今後の対策について説明があった。つづいて、学会誌の編集状況について、浜編集委員長と雲『JSEES』編集委員長より報告があった。

⒏ 五十嵐代表理事より、 道上真有理事が当会からの二人目のJCREES幹事に就任することが報告された。つづいて、サマースクールとICCEESモントリオール大会について報告があった。


以上