International Studies Association 国際会議
2016年4月25日 09時03分 [ロシア・東欧学会事務局]
現在、ISAは、来年のワシントンでの世界大会での報告者を、老若男女ともに募集しております。InternationalStudies Association (ISA世界国際関係学会)は、現在7000人の組織メンバーを持ち、そのうち、3000人近いメンバーが、PhDないしドクターの若手研究者たちからなっています。 他方で世界的に著名な錚々たる研究者がトップを占めています。毎年、5000人を超えるメンバーが年次大会に参加しますが、来年2月末には、ワシントンの郊外、Baltimoreで国際会議が開かれ多くの参加が見込まれる予定です。大テーマは、Understanding Change in World Politicsとなっています。サブタイトルは数多くあり、国際関係のみならず、ロシア東欧など、各国の政治経済社会に関するいかなるテーマ報告でも可能です。 ISA's58th Annual Convention, February22nd - 25th, 2017, Baltimore, Maryland
http://www.isanet.org/Conferences/Baltimore-2017
近年、中国やASEANの成長に押されて、日本からの参加者が減っておりますが、特に中堅、若手、女性の参加が世界的に期待されており、日本からの参加も大変待たれております。 地域的には世界中から、アメリカ以外にも、ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカ、中東、 アジアからは毎年、中国、韓国、ASEAN, インドなどからも多数の研究者が参加しております。 ISAのホームページを訪れていただければわかると思いますが、国際関係、政治経済、国際関係理論のみならず、様々な領域の地域研究、歴史研究、ジェンダー研究、ロシア東欧研究、EU研究、アジア研究、安全保障研究、文化研究、社会学研究、など様々な領域からなり、またパネルも極めて多いので、若者たちのPhD論文の報告等も含めて受け入れられやすい環境になっております。ぜひ皆様のパネル参加、個人参加を宜しくお願いたします。若手の場合には、申請すれば、参加費補助が出ます。また、EU学会、国際政治学会、日本政治学会などからも、40歳以下などの若手研究者の場合補助が出ることが多いので、ぜひ奮ってご参加ください。6月1日が締め切りですので、連休中にご検討いただき、5月中旬をめどに、申し込んでいただければと存じます。パネルでも、個人でも、応募できます。若手は特に、ドクター論文、修士号取得後の報告でも結構ですので、初めてのアプライを含め、どうぞよろしくお願いいたします。また、ISAは、様々のBookAwardや、若手のArticle Awardも設けており、英語で著書を書かれた方、また英語の論文を出された方は審査の結果、国内外限らず表彰され、賞金が出ます。 1昨年は日本の著書(英語)2冊が審査に残りましたし、昨年は復旦大学の研究者も賞を獲得していました。ぜひ、積極的に、報告希望、Travel Fund, Book-Article Awardに応募していただければと思います。
まだ国際会議で報告したことがない若手研究者・非常勤の方を含め、ぜひご参加ください。できるだけサポートさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。是非アプライしてください。
羽場久美子 青山学院大学 ISAVice President (2016-17)