2019年度ロシア・東欧学会総会議事録
2019年11月18日 09時22分 [システム管理者]2019年度ロシア・東欧学会 総会 議事録
2019年11月9日(土)16:30~17:15
慶応大学第1校舎121教室
司会:中村副代表理事
1. 2018年度決算が事務局より報告され、羽場会計監事から会計監査報告が報告され承認された。続いて2019年度予算案が事務局より報告され、総会で審議の結果、予算案が承認された。
2. 湯浅編集委員長より、『ロシア・東欧研究』47号、2018年版、『Japanese Slavic and East European Studies (JSEES)』Vol.39、2019年が発行されたこと、次号の刊行に向けて原稿を募集中であることが報告された。
3. 月村研究奨励賞選考委員長より、2019年度の研究奨励賞の選考結果が報告され、富樫耕介氏の「マイノリティの掲げる『国家』が変化するとき:カドィロフ体制下におけるチェチェンの現状と課題」(『ロシア・東欧研究』第47号所収)を、ロシア・東欧学会研究奨励賞に推薦すると決定したことが審査結果とともに報告され、了承された。続いて研究奨励賞表彰式が執り行われ、田畑代表理事から富樫耕介会員に賞状と副賞を贈呈し、富樫会員から受賞スピーチがあった。
4. 2020年度研究大会開催校について、田畑代表理事から来年度は西日本で大会を開催する年にあたるが、諸般の事情で西日本での開催校が見つからなかったため、東日本の北海道大学で開催する提案がなされ、2020年10月17日(土)、18日(日)に開催することが承認された。
5. 学会事務委託に伴い、委託会社の学会専用サイトへの会員ログイン状況が低く会員情報の更新が遅れているため、会員名簿発行を2020年度に延期することが事務局から報告され、了承された。また、メーリングリストが作成され、配信が開始されたものの、メーリングリスト希望有無についても未回答の会員が依然として多数いるため、一時的措置として未回答の会員には次号のニューズレターを郵送し、次々号のニューズレターから原則郵送を廃止し、メーリングリスト配信のみに切り替わることが報告され、了承された。事務局から総会出席者に、学会専用サイトへの会員ログインによる情報更新、メーリングリスト希望回答を改めてお願いするとともに、全会員に周知することが報告された。また、2019年7月23日付でご連絡のあった勝田吉太郎会員のご逝去について、黙とうをささげた。
6. 日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)幹事会報告として、田畑代表理事から2020年8月開催のICCEESモントリオール大会参加者助成について説明があった。
7. 事務局から、会費規程の第1項に会員種別と会費種類を明記する会費規程の改正が提案され、総会で審議の結果、改正案が承認された。改正会費規程は以下のようになる。
(旧)会費規程 | (新)会費規程 |
1.年会費は、個人会員10,000円、法人会員20,000円とする。ただし、常勤職(任期制を含む)を持たない個人会員は5,000円とする。 2.会員は、年会費とは別に寄付をおさめることができる。 3.本規程の改正は総会の議決による。 (2006年6月18日および2013年10月5日改正) | 1.年会費は、個人会員10,000円、法人会員20,000円とする。ただし、研究職であるか否かを問わず常勤職(任期制を含む)を持たない個人会員は5,000円、JCREES加盟学会のうち相互に会費減額を取り決めている学会に加入する院生は4,000円とする。 2.会員は、年会費とは別に寄付をおさめることができる。 3.本規程の改正は総会の議決による。 (2006年6月18日改正、2013年10月5日改正、2019年11月9日改正)
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8.役員選出規程の改正を求める意見が会員からいくつか上がっていることを踏まえ、田畑代表理事から役員選出規程にある選出人数、選出方法などの是非を検討するワーキング・グループを作ることが提案され、了承された。