お知らせ

第34回ユーラシア・セミナー  道上真有 「ロシア戦時経済と住宅バブル」

2024年8月29日 06時53分 [ロシア・東欧学会事務局]
9月28日(土)10:00~11:30 第34回ユーラシア・セミナー  道上真有 「ロシア戦時経済と住宅バブル」

講師:道上真有(新潟大学経済科学部准教授)
 主な著作: 『住宅貧乏都市モスクワ』 (ユーラシアブックレット、東洋書店、2013年)、共著『格差で読み解くグローバル経済』溝口由己編著(ミネルヴァ書房、2018年)、「現代ロシア企業福利厚生と東西地域間比較」『比較経済研究』55 ( 2 )29 – 49, 2018年6月
 概要: 経済制裁にも関わらず戦時下のロシア経済が好調であることを指摘する報道が多い。それらの報道の中で、ロシアに住宅バブルの発生とその崩壊懸念があることを報じる記事も散見される。はたして戦時下のロシアで本当に住宅バブルが生じているのか。それは戦時下特有の現象なのか、あるいは金融資本主義の世界的な広がりやロシアが抱える経済構造から発生する現象なのか。はたまた低金利住宅ローン政策を通じたロシア政府と国民の対話は、官製住宅バブルの発生とその崩壊に帰結してしまうのか。本セミナーでは、このような問いかけに対してロシア家計の住宅取得行動に着目し、ロシアの住宅経済の変容とともに明らかにすることを試みる。
 日時:2024年9月28日(土)10:00~11:30
 参加登録締め切り:2024年9月23日(月)
 
 参加者の招待方法:参加希望者は事前に本フォームで参加登録を行います。9月26日(木)以降に、ZOOMのIDとパスワード、および講演資料を送信します。

 ✓受付後、下記で入力したメールアドレスに受付メッセージが自動で送信されます。受付メッセージを受け取っていない方は、無効なアドレスを入力した可能性があります。その場合、正しいメールアドレスで、もう一度登録してください。

✓参加費: ユーラシア研究所維持会員 無料
      上記以外 1,200円(2024年9月24日(火)まで)
 
✓お支払い方法:以下のいずれかの方法でお願い致します。
 
・カード決済 https://square.link/u/paAWnoEf
 
・三井住友銀行経堂支店 普通口座 5302588 ユーラシアケンキュウジョ宛に振込(振込後、研究所アドレス宛に、ご連絡いただければ幸いです。)
 
✓なお、講演テーマについて、ご質問や関心事項があれば、下記フォーマットにご記入下さい。運営の参考とさせていただきます。

理事選挙の結果につきまして

2024年8月17日 12時49分 [ロシア・東欧学会事務局]

先般実施されました理事選挙の結果、以下の19名(1名辞退)が当選者となりました(開票作業は8月5日に早稲田大学で行われました)。

理事選挙の当選者(敬称略、五十音順)19名:

青島陽子(北海道大学)、安達祐子(上智大学)、油本真理(法政大学)、五十嵐徳子(天理大学)、宇山智彦(北海道大学)、大串敦(慶応義塾大学)、雲和広(一橋大学)、小森宏美(早稲田大学)、高橋沙奈美(九州大学)、田畑伸一郎(北海道大学)、中村唯史(京都大学)、服部倫卓(北海道大学)、浜由樹子(静岡県立大学)、兵頭慎治(防衛研究所)、廣瀬陽子(慶応義塾大学)、藤原克美(大阪大学)、松里公孝(東京大学)、道上真有(新潟大学)、湯浅剛(上智大学)

代表理事 五十嵐徳子、副代表理事 宇山智彦、選挙管理委員長 安達祐子

ロシア・東欧学会事務局

2024年度研究大会

2024年6月30日 10時10分 [ロシア・東欧学会事務局]

2024年度の研究大会は、早稲田大学にて、11月9日、10日に開催いたします。

1. 共通論題報告テーマ:「戦時下で変容するロシア像・ウクライナ像」

2024年度研究大会の共通論題では、長引く戦争のなかで「ウクライナ」と「ロシア」をめぐる評価や理解、イメージがいかに変化してきたのかに焦点を当てます。ウクライナとロシアそれぞれの自己認識や相互認識だけでなく、日本も含め第三者の認識や理解についても、市民や研究者、芸術家、メディアなどの観点から検討します。パネリストは報告者のみならず、討論者、司会とも素晴らしい方々にお引き受けいただけることになっております。詳細についてはプログラムで発表いたしますが、ご期待ください。(企画委員長・立石洋子)

 

2024年度の企画委員会は、以下の会員で構成されています。宇山智彦、小森宏美、高橋沙奈美、立石洋子(委員長)、乗松亨平

 

2.  自由論題報告募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 

2024年度 百瀬フェローシップ募集要項

2024年6月23日 16時07分 [ロシア・東欧学会事務局]

スラブ・ユーラシア研究センターでは現在、百瀬フェローシップの応募を受け付けております。
締め切りが7月1日に迫っております。是非、ご応募ください!

https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/applications/index8.html

2024年度 百瀬フェローシップ募集要項

  1. 1、目的
    人文・社会科学の諸分野で、中東欧及びユーラシア地域を研究対象とする若手研究者(テニュアを有しないポスドク研究者)に百瀬基金より助成金を提供し、国内外の現地調査、スラブ・ユーラシア研究センター(以下センターと略称)における施設・資料の利用、及び研究員との共同研究をうながすことによって、スラブ・ユーラシア地域研究の振興を図ることを目的とする。
  2. 2、助成対象者
    原則として博士号取得者で定職に就いていない者(ポスドク、任期付職員は応募可能)。若干名を採用する。
  3. 3、期間
    2024年10月から2025年9月までフェローとしての地位を授与する。当該期間にプロジェクトを完了すること。具体的な調査スケジュール及びセンターへの滞在期間については、実施に際し、センターと調整を行うものとする。なお、終了後1年以内に、本フェローシップの成果をセミナーなどで報告するか、または活字として発表することが義務付けられる。
  4. 4、助成金額
    国内旅費、外国旅費及び滞在費の一部を支弁する。1件当たりの助成金の上限は50万円とする。
  5. 5、応募要領   応募用紙ダウンロードはこちら
    希望者は応募用紙に所定事項を記入の上、主要業績3点、および当該プロジェクトの研究分野に詳しい研究者の推薦状(提出は任意)のPDFファイルと併せて、2024年7月1日17時までにセンター事務室宛にメールで送付するものとする
  6. 6、採用者の決定
    センターで採用者を選考し、スラブ・ユーラシア研究センター共同利用・共同研究拠点運営委員会に諮問した上で決定する。9月上旬までに応募者に結果を通知する。
  7. 7、その他
    応募に関する問い合わせおよび応募書類の送り先は、下記のとおりとする。
    送付先: スラブ・ユーラシア研究センター事務室
    電子メール koubo@slav.hokudai.ac.jp

事務局からのお知らせ

ロシア・東欧学会会員の皆様

※紛失された会員ログインID,PWのお問い合わせや再発行のご依頼、
会員種別や住所・所属先等の変更登録のご依頼・ご連絡、会費納入等のお問い合わせは、

学会支援機構(ロシア・東欧学会専用アドレスjarees@asas-mail.jp)へメールでご連絡ください。
また「よくあるご質問(FAQ)」ページもご参照ください。


お問い合わせ先

学会支援機構(ロシア・東欧学会事務委託先): jarees@asas-mail.jp

112-0012東京都文京区大塚5-3-13小石川アーバン4F

Tel: 03-5981-6011 Fax: 03-5981-6012

 
※学会ニューズレターおよび学会ML(メーリングリスト)について

2020年度秋から学会MLを作成し、学会ニューズレターは原則として郵送ではなく学会MLにて配信しています。
学会ML配信先のメールアドレスを変更したい、学会ML配信を停止したい、あるいは、再開したいなどをご希望の場合には、学会HPの「各種届出フォーム」のページにある「4.学会ML配信に係る届出」の各種フォームからご申請をお願いします。着払いでの学会ニューズレターの郵送を希望する方は、同ページの「2)ML配信停止依頼届」にて申請下さい。

 

ロシア軍によるウクライナ侵攻への抗議声明

私たちは、ロシアとウクライナを研究し、両国の研究者・研究機関と交流関係を持つ研究者として、ロシア軍によるウクライナ侵攻がウクライナとロシア両国の人びとにもたらしている多大な犠牲と、ロシア社会の分断に対し、深い憂慮の念をいだいています。このような武力攻撃は、深い結びつきを有する両国間の問題解決の方法として、全く不適切なものです。

これ以上の犠牲をださないために、ロシア軍の即時撤退を強く求め、一刻も早い平和の回復を望みます。

ロシア・東欧学会理事会

関連学会の声明文につきましては、以下のURLからご覧いただけます。

日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)

日本語 https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jcrees/index.html

英語 https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jcrees/index-e.html

日本ロシア文学会

日本語 http://yaar.jpn.org/jopr1ci23-12/#_12

英語 http://yaar.jpn.org/joai1aulb-12/#_12

ウクライナ語 http://yaar.jpn.org/joqlw8j4m-12/#_12

ロシア語 http://yaar.jpn.org/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=957&comment_flag=1&block_id=12#_12

ロシア史研究会

日本語・英語・ロシア語・ウクライナ語 https://www.roshiashi.com/ 

日本スラヴ学研究会

https://www.jsssll.org/

JAREES Board Statement

JAREES statement on the invasion of Ukraine by Russian forces


As researchers studying Russia and Ukraine and collaborating with scholars and academic institutions in both countries, we are deeply concerned about the great suffering of the people in these countries and the split in Russian society caused by the invasion of Ukraine by Russian
 forces. Such aggression is completely inappropriate as a way to resolve problems between two countries that have deep ties to each other.

In order not to make further sacrifices, we call for the immediate withdrawal of Russian troops and hope for the earliest possible restoration of peace.

JAREES Board

ロシア・東欧学会研究大会について

2022年度ロシア・東欧学会研究大会は終了いたしました。
ご参加ありがとうございました。
大会プログラム・報告要旨は、「研究大会」のページでご覧ください。

共通論題テーマ:「ロシアーウクライナ関係と世界」
開催日程:2022年11月5日(土)、6日(日)

開催地:新潟大学五十嵐キャンパス・人文社会科学系棟

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