シンポジウムのお知らせ
2016年12月12日 08時55分 [ロシア・東欧学会事務局]立教大学経済研究所主催シンポジウム日露関係とエネルギー安全保障
後援 ユーラシア研究所
日時 2017年1月14日(土)16:30~18:40
場所 立教大学池袋キャンパス 11号館A203教室)立教大学池袋キャンパス東京都
豊島区西池袋3-34-1
参加費 無料
お申し込み 不要
http://www.rikkyo.ac.jp/eco/research/laboratory/news/lecture/170114.html
登壇者
蓮見 雄氏(立正大学経済学部教授) 「欧ロ関係の変化とロシア東方シ
フトのゆくえ」
本村 眞澄氏(JOGMEC主任研究員) 「ロシア・エネルギー戦略のキーポ
イント」
酒井 明司氏(三菱商事シニアアドバイザー) 「中ロ関係は蜜月・安定
に向かうのか」
杉浦 敏廣氏(環日本海経済研究所共同研究員) 「ロシアの資源開発と
日ロ経済協力」
大野 正美氏(朝日新聞記者) 「プーチン戦略のねらいと日ロ関係」
櫻井 公人(立教大学経済研究所長) 「問題提起」(コーディネイター)
ウクライナ危機、シリア危機、難民問題、テロ、・・・、不安定化する世界情勢
を見るために、ロシアと資源エネルギー価格の動向が一つの焦点となっている。
欧米からアジアへの中長期的なパワーシフトに対応してロシアの東方シフトが進
む中、日ロ協力が大きな課題として浮上した。日本にとって、ロシアは既に石油
輸入の5%、天然ガス輸入の10%近くを占めるエネルギー供給国である。プーチン
訪日後、日ロ経済協力はどう進むのか。
これは、二国間の問題にとどまらず、東アジア経済、ひいては世界経済の構造変
化にもつながるグローバル・イシューとなっている。統合の維持と金融に不安を
抱えるEU、政権交代後の政策転換を模索するアメリカ、外貨建て債務・資源価格
・過剰生産に問題を抱える新興国。日ロ経済協力は、こういった世界経済の課題
に対しても,焦点となる。
立教大学経済研究所では、この問題に詳しい研究者、実務家、ジャーナリストに
お集まりいただき,日ロ経済協力とエネルギー安全保障の展望について縦横無尽
に語るパネルディスカッションを企画したものである。