お知らせ

第32回ユーラシア・セミナー「ウクライナ戦争」はウズベキスタンの社会体制と法に何をもたらしたのか

2024年3月28日 22時16分 [ロシア・東欧学会事務局]
第32回ユーラシア・セミナー  ウミリデノブ・アリシェル 「ウクライナ戦争」はウズベキスタンの社会体制と法に何をもたらしたのか
講師:ウミリデノブ・アリシェル(名古屋経済大学法学部准教授)

概要:ロシアのウクライナ侵攻は、ウズベキスタン政府をとても難しい立場に置いた。ロシアと2005年に安保条約を交わしているウズベキスタンにとってそれは大きな外交的試練となっているからである。国連総会にも見られたように、ウズベキスタンは他の中央アジア諸国と同様に、ロシアのウクライナ侵攻に対する「戦略的沈黙」を維持しているが、ウクライナ戦争のウズベキスタンの安全保障法制・経済法制への影響は出始めている。このような厳しい現状で、如何にロシアと政治的・経済的関係を維持しつつ、西側諸国の国際経済制裁から国民経済を守られるかはウズベキスタン政府にとって大きな課題であり、その行方を今後も検討していく必要がある。本報告では、ロシアのウクライナ侵攻が上記のようにウズベキスタンにもたらした政治・経済的な影響を概観した上で、それがウズベキスタンの統治制度、経済外交及び中央アジア諸国間の地域統合をめぐる議論にどのような影響を与えているのかを検討していく。

日時:2024年4月20日(土)10:00~12:00

参加登録締め切り:2024年4月15日(月)

参加者の招待方法:参加希望者は事前に以下のフォームで参加登録をお願い致します。
4月18日(木)以降に、ZOOMのIDとパスワード、および講演資料を送信します。

 ✓受付後、下記で入力したメールアドレスに受付メッセージが自動で送信されます。受付メッセージを受け取っていない方は、無効なアドレスを入力した可能性があります。その場合、正しいメールアドレスで、もう一度登録してください。

✓参加費: ユーラシア研究所維持会員 無料
      上記以外 1,000円(2024年4月16日(火)までに、三井住友銀行経堂支店 普通口座 5302588 ユーラシアケンキュウジョに1,000円のお振込をお願いします。お振り込み後、研究所アドレス宛に、ご連絡いただければ幸いです。)
✓なお、講演テーマについて、ご質問や関心事項があれば、申し込みフォーマットにご記入下さい。運営の参考とさせていただきます。
ユーラシア研究所

2024年度スラヴ・ユーラシア研究東アジア大会について

2024年2月18日 21時01分 [ロシア・東欧学会事務局]

2024年度のスラヴ・ユーラシア研究東アジア大会は、韓国の漢陽大学校で6月28日から29日に開催予定です。関係各国間での調整に非常に時間がかかってしまいましたが、最終的に韓国が引き受けてくださいました。皆様のご応募をお願い申し上げます。

main theme:“Re-building Peace in Eurasia beyond Conflicts: Humanistic and Socio-Cultural Reinterpretations.” Please send a conference registration form, and an abstract of your paper (within 300 words) to the Conference's Official Email address - <2024kaseus@gmail.com> by Mar. 31(Sunday), 2024.

詳しくは、開催案内.docxをご覧ください。

ウクライナ研究会からのお知らせ

2024年2月18日 20時59分 [ロシア・東欧学会事務局]

関係各位
謹啓 新春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は研究会に特段のご高配を賜り誠にありがとうございます。
 ウクライナ研究会は、2019年に創設25周年を迎えました。それを記念し、国内ではPC事業、ウクライナでは農業事業を展開するサードウェーブ社のご提案とスポンサーシップを得て、ウクライナ研究会賞が創設されました。日本におけるウクライナ研究の発展を目的としております。
 選考委員会(黒川祐次委員長、中澤英彦委員、東野篤子委員ほか)が2月12日に開催され、本年度の第4回ウクライナ研究会賞受賞者が決定いたしましたので発表させていただきます。

ウクライナ研究会賞(大賞)
受賞者 藤井 悦子 氏
受賞対象著書・論文:
『シェフチェンコ詩集』岩波文庫、2022年
研究奨励賞
受賞者 平野 高志 氏
受賞対象著書・論文:
『汚職、オリガルヒと闘うウクライナの「市民社会」』中央公論、2023年10月号
授賞式は2024年3月3日(日) 16:00~ウクライナ研究会第50回研究報告会において行われます。
審査過程・所見については当日発表します。
以上

ウクライナ研究会 タラス・シェフチェンコ生誕210周年記念シンポジウム

2024年2月1日 14時20分 [ロシア・東欧学会事務局]

1994年に、本研究会が設立され、本年10月に30周年を迎えます。また、本年度最後の例会は第50回という節目の例会でもあります。また3月10日はタラス・シェフチェンコ生誕210周年です。そこでウクライナ研究会では記念シンポジウムを開催いたします。当会を長年支えて来られた原田義也氏より基調報告をいただき、日宇人の研究者を交えたパネルディスカッションを行います。第50回例会、またタラス・シェフチェンコ生誕210周年に相応しい例会になると思いますので、皆さんのご参加お待ちしております。
 また第4回ウクライナ研究会賞の授賞式も開催いたします。


日時:2024年3月3日(日曜日)

場所:早稲田奉仕園スコットホール

14:30 開会 会長挨拶

     タラス・シェフチェンコ生誕210周年記念シンポジウム

14:35~

15:05 基調報告 原田 義也 氏(明治大学兼任講師)

     演題「ウクライナの詩人と神話創造―現代に生きるシェフチェンコの言葉」

15:05~

15:55 パネル・ディスカッション

      登壇者 中澤英彦 氏 (東京外国語大学名誉教授)

          ユリヤ・ジャブコ氏(茨木キリスト教大学 専任講師)

          原田義也 氏

     モデレーター 岡部 芳彦 氏(ウクライナ研究会会長)

16:00~

16:20 ウクライナ研究会賞 授賞式

      閉会

※研究会終了後、近くのレストランで懇親会を予定しております。

事務局からのお知らせ

ロシア・東欧学会会員の皆様

※紛失された会員ログインID,PWのお問い合わせや再発行のご依頼、
会員種別や住所・所属先等の変更登録のご依頼・ご連絡、会費納入等のお問い合わせは、

学会支援機構(ロシア・東欧学会専用アドレスjarees@asas-mail.jp)へメールでご連絡ください。
また「よくあるご質問(FAQ)」ページもご参照ください。


お問い合わせ先

学会支援機構(ロシア・東欧学会事務委託先): jarees@asas-mail.jp

112-0012東京都文京区大塚5-3-13小石川アーバン4F

Tel: 03-5981-6011 Fax: 03-5981-6012

 
※学会ニューズレターおよび学会ML(メーリングリスト)について

2020年度秋から学会MLを作成し、学会ニューズレターは原則として郵送ではなく学会MLにて配信しています。
学会ML配信先のメールアドレスを変更したい、学会ML配信を停止したい、あるいは、再開したいなどをご希望の場合には、学会HPの「各種届出フォーム」のページにある「4.学会ML配信に係る届出」の各種フォームからご申請をお願いします。着払いでの学会ニューズレターの郵送を希望する方は、同ページの「2)ML配信停止依頼届」にて申請下さい。

 

ロシア軍によるウクライナ侵攻への抗議声明

私たちは、ロシアとウクライナを研究し、両国の研究者・研究機関と交流関係を持つ研究者として、ロシア軍によるウクライナ侵攻がウクライナとロシア両国の人びとにもたらしている多大な犠牲と、ロシア社会の分断に対し、深い憂慮の念をいだいています。このような武力攻撃は、深い結びつきを有する両国間の問題解決の方法として、全く不適切なものです。

これ以上の犠牲をださないために、ロシア軍の即時撤退を強く求め、一刻も早い平和の回復を望みます。

ロシア・東欧学会理事会

関連学会の声明文につきましては、以下のURLからご覧いただけます。

日本ロシア・東欧研究連絡協議会(JCREES)

日本語 https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jcrees/index.html

英語 https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jcrees/index-e.html

日本ロシア文学会

日本語 http://yaar.jpn.org/jopr1ci23-12/#_12

英語 http://yaar.jpn.org/joai1aulb-12/#_12

ウクライナ語 http://yaar.jpn.org/joqlw8j4m-12/#_12

ロシア語 http://yaar.jpn.org/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=957&comment_flag=1&block_id=12#_12

ロシア史研究会

日本語・英語・ロシア語・ウクライナ語 https://www.roshiashi.com/ 

日本スラヴ学研究会

https://www.jsssll.org/

JAREES Board Statement

JAREES statement on the invasion of Ukraine by Russian forces


As researchers studying Russia and Ukraine and collaborating with scholars and academic institutions in both countries, we are deeply concerned about the great suffering of the people in these countries and the split in Russian society caused by the invasion of Ukraine by Russian
 forces. Such aggression is completely inappropriate as a way to resolve problems between two countries that have deep ties to each other.

In order not to make further sacrifices, we call for the immediate withdrawal of Russian troops and hope for the earliest possible restoration of peace.

JAREES Board

ロシア・東欧学会研究大会について

2022年度ロシア・東欧学会研究大会は終了いたしました。
ご参加ありがとうございました。
大会プログラム・報告要旨は、「研究大会」のページでご覧ください。

共通論題テーマ:「ロシアーウクライナ関係と世界」
開催日程:2022年11月5日(土)、6日(日)

開催地:新潟大学五十嵐キャンパス・人文社会科学系棟

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