第37回ユーラシア研究所総合シンポジウム「ウクライナ戦争とユーラシアの人口移動」
2026年4月17日 06時53分 [ロシア・東欧学会事務局]✓日時:2026年5月16日(土)14時00分~17時00分
✓場所:立教大学池袋キャンパス14号館D501教室(対面とZOOMによるハイブリッド開催)
✓主催:NPO法人ユーラシア研究所
講師とテーマ:
コマトベコワ グリザット (Gulzat AKMATBEKOVA)(北海道大学 大学院国際広報メディア・観光学院研究員)
「閉ざされた国境から開かれたゲートへ:ウクライナ侵攻後、ロシア人移住の新たな受け皿となる中央アジア」
小山洋司(新潟大学名誉教授)
「リトアニアの最新事情-ロシアのウクライナ侵略とベラルーシの政情不安の影響-」
岡崎 拓(羽衣国際大学准教授)
「ポーランド・ウクライナの経済関係と避難民のゆくえ―支援と摩擦の間で」
★シンポジウム概要★
ウクライナ、パレスチナ、イラン……世界各地で戦争と武力衝突が続いている。そのたびに、最も深刻な影響を受けるのは庶民である。命の危険にさらされ、住み慣れた土地を追われ、仕事や学びの機会を失い、家族や地域社会のつながりを断ち切られる。「侵略に屈しない」という政治・軍事・規範の論理は、しばしば庶民が家族の命を守ろうとする自己決定権や、人間としての安全保障を後景に退けかねない危うさを内在させている。侵略への抵抗を支持することと、庶民に無限の犠牲を要求することは同じではない。「いかに停戦・保護・避難・生活再建を確保するか」は、「主権を守れ」と同じ重さで語られるべきものである。
こうした危機の深刻な帰結の一つが人口移動である。移民・難民問題は、G7など先進諸国への流入として論じられがちだが、それは一面的な理解にすぎない。現実には、ウクライナ人の一部がロシアや中央アジアへ移動し、ロシア人の国外流出も中央アジアへの人口移動を増加させており、ユーラシア大陸内部における複雑で多層的な人口移動を生み出している。
そこで本シンポジウムでは、中央アジア、リトアニア、ポーランドをめぐる報告を通じて、こうした人口移動の実態と、それが地域社会、経済、国家間関係に及ぼす影響を多面的に考察する。欧米中心の視角からは捉えにくい、ユーラシア内部で進行する人口移動の現実とその含意を明らかにしたい。
参加登録方法
✓参加登録締め切り:2026年5月13日(水)
✓参加登録方法:本フォームから申込 https://forms.gle/rvbVEGfPDPYpbCgVA
参加希望者は事前に本フォームで参加登録をお願いします。5月14日(木)以降に、講演資料を送信します。会場での配布はいたしませんので、各自ご用意の上、ご参加下さい。
受付後、下記で入力したメールアドレスに受付メッセージが自動で送信されます。受付メッセージを受け取っていない方は、無効なアドレスを入力した可能性があります。その場合、正しいメールアドレスで、もう一度登録してください。
なお、会場では、ユーラシア研究所の出版物『ユーラシア研究』、『ロシア・ユーラシアの社会』、ユーラシア文庫シリーズなどを展示いたしますので、手にとってご覧いただけます。
✓参加費:無料
✓なお、講演テーマについて、ご質問や関心事項があれば、申込フォームにご記入下さい。運営の参考とさせていただきます。