2019年度第2回理事会議事録
2020年3月23日 17時49分 [ロシア・東欧学会事務局]ロシア・東欧学会 2019年度第2回理事会
2020年2月11日(火)14:30~ 北海道大学東京オフィス大会議室
司会:中村唯史副代表理事
出席(敬称略):五十嵐、伊藤、岩崎、宇山、大串、雲、下斗米、田畑、月村、富山、中村、野町、袴田、浜、藤本、藤原、堀江、松里、道上、村上、吉井、(武田、横川)
1. 代表理事挨拶(田畑伸一郎代表理事)
2. 学会事務
(1) 入会者2名、退会者9名及び1法人、休会者1名を承認した。
(2) 3年以上会費未納者47名(1法人を含む。退会届未提出)について、2020年3月末までに会費納入がない場合、会則に則り3月末付で除籍とするかどうか審議された。該当者の中には住所やメール等の連絡不明者や連絡先からの返信がない会員が多く含まれることが武田メンバーシップ担当から報告された。47名のうち理事会内でも執行部でも連絡先が分からず、音信不通が続いている未納会員(逝去者1名を含む)6名については3月末付で除籍とすることが了承された。その他の41名については、代表理事、副代表理事ならびに関係の深い理事とで何らかの連絡先が分かり、コンタクトが取れる可能性があるため、①退会か継続かの意思確認、②退会、継続にかかわらず未納会費の納入のお願い、③所属先や住所等の変更に伴い会員種別が変更している場合は未納会費額の再計算を行うこと、④未納会費の分割払いを可とすること、⑤会費未納中に一時停止されていた学会誌については、会費完納後に事務局から送付すること、⑥会員継続の場合は正しい連絡先の登録のお願い、等について記した統一案内文書を作成し、代表理事、副代表理事を中心に該当する各会員に問い合わせを行い、その結果次第で退会・除籍・会員継続の処理を行うことが承認された。なお、正式な退会届は未提出であるがメールで退会を希望している会員1名と退会届提出後も会費未納が続いている会員1名については、退会を承認し、承認後も執行部から両会員に未納会費の完納を要請すること、その後の取り扱いについては執行部に一任することが了承された。
(3) 学会ニューズレターの郵送は次回のみとし、次々回からはMLの配信を希望しない会員のみに送料着払でニューズレターを送付すること、今後ニューズレターはメーリングリスト配信とすることが了承された。なお、メーリングリストには、配信希望者と希望有無に回答していない会員も含めて登録し、学会ニューズレターをメール配信とすることが承認された。
(4) 退会届を学会HP上から入力する形に手続きを統一することが武田メンバーシップ担当から報告され、了承された。2020年1月31日現在の会員数内訳がメンバーシップ担当から報告された。総会員数402名、個人会員(一般)257名(63.9%)、院生49名(12.2%)、退職44名(11.0%)、非専任40名(10.0%)、名誉会員4名(1.0%)、他学会同時加入院生3名(0.8%)、法人会員5名(1.2%)。
(5)2019年度中間決算が報告され了承された。
(6)2020年度予算案が承認された。
(中間決算・予算案詳細は学会ニューズレターを参照)。
3. 会誌編集状況について、『ロシア・東欧研究』副編集委員長大串理事、『JSEES』副編集委員長ヨコタ村上理事から、両誌とも予定通りに作業が進んでおり、3月末ごろに印刷作業に移る予定であることが報告された。
4. 2019年度研究大会(慶応大学)の会計収支結果が、開催校の大串理事から報告され了承された。
5. 2020年度研究大会の開催について
(1) 2020年10月17日(土)、18日(日)北海道大学で開催される研究大会を、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターとの共催とすることが了承された。
(2) 2020年度研究大会の大会組織委員会が以下のメンバーで編成されることが了承された(敬称略)。大会組織委員長:田畑伸一郎(北海道大学)、大会組織委員:安達大輔、宇山智彦、加藤美保子、野町素己(以上、北海道大学)、岩本和久(札幌大学)
(3) 2020年度研究大会の共通論題テーマについて、(仮)「ロシア、中央アジア、東欧と日本の交流関係:歴史と現在」とする案が採択され、企画委員に宇山智彦、大平陽一、田畑伸一郎、浜由樹子が選任された(敬称略)。企画委員長の互選、さらなる企画委員の追加などは企画委員会に一任することが了承された。
(4) 研究大会への非会員の聴講参加の可否、および招待報告者、招待討論者への旅費支給を明記した規程の改正が事務局から提案された。審議の結果、大会組織委員会が許可し、1000円の参加料を納めたうえで非会員の聴講参加を認める、非会員の質問権も認めるが、報告要旨・論文のパスワードについては非会員には通知しない、などの対応をすることが承認された。招待報告者、招待討論者への旅費支給等も含めた規程改正については、規程内容を精緻化したうえで、研究大会参加者についての内規を別途制定し、次回の理事会で審議することが了承された。
6. 研究奨励賞選考委員の選任について、今回、両学会誌で査読結果がまだ出そろわず、候補論文が確定していないため、後日理事会メール審議で選任することが了承された。
7. 理事選出規程検討について、WGから検討結果についての報告ならびに提案があった。つづいてWGからの提案をもとに理事会で審議した結果、次の4点が了承された。①理事の数は20名以内とし、分野、地域、年齢、性別等のバランスを考慮して最大5名まで理事会で追加できることとする。②郵便投票では10名連記で行う。③選挙管理委員会は東日本および西日本が交代であたるという文言を削除する。④その他の検討事項については(理事の辞退と理事の補充、各委員長ならびに事務局長の理事以外からの就任の可否など)、5-6月頃に理事会への提案を目途に執行部で検討し、10月の理事会で最終的な審議をして、総会に諮る。
8. JCREES幹事会で議論されたJCREES加盟学会に同時加入する院生の会費割引について、各加盟学会の意見等が田畑代表理事から報告された。ロシア文学会:全加盟学会を対象に割引、比較経済体制学会:割引を認めるのは難しい、ロシア史研究会:持ち帰り学会内で検討、日本スラヴ学研究会(会員数100名未満のため対象外):持ち帰り学会内で検討。本件については引き続きJCREESで継続協議されることとなった。
以上