会議

2020年度第2回ロシア・東欧学会理事会 議事録

2021年3月31日 23時03分 [ロシア・東欧学会事務局]

2021322日(月)14001730:対面・オンライン併用開催

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター大会議室(4F/ Zoomミーティング

対面出席11、オンライン出席15(事務局2名含む)、欠席(議事委任)12

出席理事24、出席理事(委任含む)36、未回答・欠席3、理事総数39

 

中村唯史副代表理事による司会、田畑伸一郎代表理事による挨拶で理事会が開始された。     

1.     中村副代表理事から提案された「ロシア・東欧学会理事会内規」(学会HP「会則」ページ参照)が、原案通り制定(2021322日施行)することが承認された。

2.     入会希望者4名、退会希望者4名、事務局に連絡のあった逝去会員(元会員を含む)4名、休会希望者(継続を含む)2名について、武田メンバーシップ担当から報告があり、入会・退会・休会、それぞれについて承認された。(入会者詳細については学会ニューズレター参照)

3.     3年以上会費未納者について、武田メンバーシップ担当から報告があり、再度退会の意思を確認したうえで、除籍ないしは相応の対応をとることが承認された。その結果、2名が会員継続、1名退会、2名除籍となった。

4.     2020年度学会会計の中間決算について横川会計担当から報告があり、了承された。続いて2021年度予算案について、横川会計担当から提案があり、JCASおよびJCASAの分担金の支払いが次年度も不要であることを踏まえて、該当する予算項目の修正を行うことで了承された。(2020年度中間決算、2021年度予算案の詳細は、学会ニューズレターを参照)

5.     2020年度研究大会の決算収支報告が、田畑2020年度大会組織委員長から報告があり了承された。

6.     2021年度役員選挙管理委員会について、事務局からコロナ禍を踏まえて新潟市内で完結する人選が提案され選挙管理委員長に富山栄子理事が選任された。つづいて富山委員長から推薦のあった志田仁完会員(ERINA)、中谷昌弘会員(新潟大学)が選挙管理委員に選任された。また事務局から提案された選挙管理日程についても了承された。

7.     故・中村泰三氏寄付金を活用したサマースクール案が、田畑代表理事から提案され、それについて様々な意見が出された。これらの意見を踏まえて、最終的な公募要領と申請書を整え、4月に理事会メール審議に付した後に、5月に公募を開始することが承認された。つづいて、サマースクールの応募学生選考委員兼企画運営委員に、鴻野わか菜理事、下斗米伸夫理事、廣瀬陽子理事、堀江典生理事、田畑代表理事が選任された。

8.     2021年度研究大会が1016日(土)、17日(日)、大阪大学箕面キャンパスで開催されることが、藤原大会組織委員長から報告された。大会組織委員に、五十嵐徳子理事、高橋健一郎会員(大阪大学)、横井幸子会員(大阪大学)が就任することが承認された。

9.     2021年度研究大会の共通論題テーマについて、「ジェンダー、ダイバーシティ、人権」キーワードとする案が採択され、企画委員長に五十嵐徳子理事、企画委員に小森宏美理事、中村唯史副代表理事、藤原克美理事が選任された。さらなる企画委員の追加については、企画委員会に一任することが了承された。

10.   2021年度研究奨励賞選考候補論文が事務局から発表され、選考委員に油本真理理事、徳永昌弘会員、兵頭慎治理事、宮澤淳一会員、吉井昌彦理事が選任された。後日、選考委員の互選により選考委員長は、吉井昌彦理事が就任することとなった。

11.  「編集委員会規程」の改正案が、中村副代表理事から提案され、会誌2誌それぞれに編集委員長を任命することに修正したうえで継続審議とすることとなった。「会誌(ロシア・東欧研究)投稿規程」の改正案について、中村副代表理事ならびに大串副編集委員長から提案があり、両氏の原案どおり承認された(学会HP「会則」ページ参照)。つづいて、大串副編集委員長より提案された「会誌(ロシア・東欧研究)執筆要領」の改正案が原案通り承認され(学会HP「会則」ページ参照)、「ロシア・東欧学会投稿論文審査内規」の改正提案については、一部文言の修正を施したうえで、原案通り改正することが承認された。

12.  会誌編集状況について、『ロシア・東欧研究』誌大串副編集委員長ならびに『JSEES』誌ヨコタ村上副編集委員長から、両誌ともに順調に進んでいるとの報告がなされた。

13.  その他

(1)  田畑代表理事よりJCREES幹事会報告として、JCREES新代表幹事に池田嘉郎幹事(ロシア史研究会代表)が選出されたこと、池田JCREES新代表幹事から、今後は各学会からJCREES2名担当役員を選出し、そのうち1名を女性役員とする提案を各学会で議論してほしい旨の要請があったことが報告された。理事会では、本件について様々な意見が交わされ、継続協議することとなった。理事会で議論された様々な意見を田畑代表理事からJCREESに報告することが了承された。

(2)  JCASおよびJCASA総会について、担当の小森理事から総会に出席したことが報告された。

(3)  会誌『JSEES』誌の刊行の再考について、雲・同誌編集委員から議論提案があり、理事会でさまざまな意見が交わされた。この問題については、後日、ヨコタ村上副編集委員長、雲編集委員、道上事務局長とで作成する会員アンケート調査を実施したうえで、継続協議とすることが了承された。

  

以上