会議

2020年度研究大会理事会(オンライン)議事録

2020年10月17日 20時23分 [ロシア・東欧学会事務局]

20201017日(土)12:4013:50 北海道大学/Zoomミーティングによる開催

司会:中村副代表理事

出席(敬称略):五十嵐、池田、伊藤、宇山、久保、小森、志摩、下斗米、田畑、月村、富山、中村、野町、浜、林、兵頭、廣瀬、藤本、藤原、松里、道上、ヨコタ村上、武田メンバーシップ担当、横川会計担当

欠席(敬称略):油本*、岩﨑*、上垣*、大串、鴻野*、雲、角田、沼野*、乗松*袴田、服部*、堀江*、黛*、溝端、湯浅、吉井*、吉岡*

*委任状提出済

  

0.2019年度決算が事務局横川会計担当より報告され、会計監事の監査報告とともに了承された。2020年度予算については20202月の理事会で承認済み。

1.役員選出に関する会則および役員選出規程の改正について、田畑代表理事から提案され、原案通り承認され、会員総会で審議決定することが了承された。

2.研究大会参加者に関する内規について、中村副代表理事から提案され、原案通り承認された。この内規は、即日施行することが了承された。

3.研究奨励賞の選考結果が松里選考委員長から発表され、今年度の研究奨励賞は、宇野真佑子氏の「ユーゴスラヴィア解体前夜のクロアチアにおける第二次世界大戦の想起――1990年の週刊誌Danas の分析」(『ロシア・東欧研究』第48 号掲載)に授与すること、午後の総会で授賞式を執り行うことが了承された。

4.研究奨励賞の対象、選考のあり方について理事からの問題提起があったことを踏まえ、協議した。審議では、編集委員会からの候補論文の推薦を廃止し、学会誌掲載の若手会員論文は自動的に対象とするほか、自薦、他薦を認め、学会誌以外の学術雑誌掲載論文も選考対象とすることなどが改正案として議論された。次回開催の理事会までに規程改正案を審議・採択することが了承された。著作について奨励賞の対象とするかについては、実施するとしても再来年度以降とし、継続審議とすることが了承された。

5.2021年度研究大会を大阪大学で開催すること、大会組織委員長には藤原克美会員に就任していただくことが了承された。   

6.入会希望者3名、退会希望者2名(うち1名の逝去退会を含む)が武田メンバーシップ担当から報告され、承認された。

7.会誌編集について、ロシア・東欧研究の投稿応募状況は事務局の代読で、JSEESについての投稿応募状況はヨコタ村上副編集委員長より報告された。

8.故・中村泰三氏寄付金について、田畑代表理事からこれまでの経緯説明と、若手研究者育成のため、2021年夏に札幌で学部生34年生、大学院修士院生、博士院生を対象にした2日間程度のサマースクールを開催する企画に寄付金を活用することが提案され、了承された。次回開催の理事会で企画詳細について決定することが承認された。

9.日本学術会議地域研究委員会から当学会に対して要請のあった日本学術会議推薦者の任命拒否についての声明」を20201015日にロシア東欧学会理事会として発出し、学会HPで掲載したことが田畑代表理事から報告された。この声明の発出について理事40名のうち31名が賛成、反対が2名、保留が3名、棄権が2名、未回答が2名であったことも重ねて報告された。

10.日本学術会議推薦者の任命拒否問題についてJCASAからも緊急声明発出することに対して、当会も賛同し、20201015日付でJCASAによる緊急声明発出にロシア・東欧学会代表理事田畑伸一郎名義で参加したことが小森理事から報告された。

11. ICCEES世界大会が2021年に延期されたことをうけ、開催予定であった東アジア大会が2021年には開催されないことが、田畑代表理事から報告された。

12. 理事会の定足数や議決に関する内規を制定する必要性が小森理事から提案され、次回理事会で内規制定に向けて議論することが了承された。

13.角田理事・学会HP担当が、一身上の都合により理事を辞任することが承認された。

14. 総会議題案が原案通り了承された。

 

以上